使用感:冬ジャケット(続)
昨年秋にかったPOWERAGEの冬ジャケット(N-3B)を使った印象の続き。
- この冬ジャケット(インナー付き)+Heatmasterインナージャケットと組み合わせると、0℃でもLowレベルで十分。逆にこの組み合わせでHeatmaster(High)とするには、あとは宗谷岬初日の出ツーリングしかないんじゃないかと思うくらい。
- 小春日和で日差しのある15℃くらいだと、少し暑いくらい。バイクを降りて歩き回るとかなり暑い。かといってインナーを外すとインシュレータが無いので寒く、難しい所。
- 日没後12℃、冬ジャケット(インナーなし)+Heatmaster(low)の組み合わせだと、ヒーターの無い腕の内側とかが寒く、少しつらい。Heatmaster(High)でも加温部分との温度差が広がるだけなので、長距離ではちょっと無理っぽい。
3番目の感覚は、POWERAGEの3シーズンジャケット+Heatmasterと同じ。結局、3シーズン + インナー ≒ 冬ジャケット という格好かも。
使用感:冬ジャケット
だんだん夜の気温が下がってくる今日この頃、秋分に買った冬ジャケット(POWERAGEのN-3Bライダーズジャケット)を試してみました。
夜間走行(21~01時)、気温 6~10℃、一般国道を30分~1時間程度の連続走行。
- 長所:このくらいの気温であれば、上腕、肩、胸は温感あり。
- 比較:今まで使っていたGW Euro classicと比較するとPOWERAGEの方が暖かい(Euroだと電熱服が欲しい所)。POWERAGEは脱着式インナーが厚いおかげか。
- 欠点:インナーの袖が手首から5cmくらい短いので、どうしても手首のスースー感が気になる。
- 欠点?長所?:シェイプが少し太めなおかげか、首から胸にかけてに断熱層が形成されて寒くない。(今までのジャケットだと、このあたりが身体に密着してジンワリと冷えてくるんです) その代わりバイクを降りた時の見かけは小太り爺さん。
- 参考:ジャケットをたたんでサイドケース(GIVI E22の類似品。容量18L)にいれるとギリギリのサイズ。GW Euroはもう少し余裕があるので、インナーの嵩はPOWERAGEの方が大きい様。
今後の課題としては、Heatmasterのインナージャケットと併用するときに着脱式インナーを取り外すべきかどうか。重ね着すると結構モコモコで、ハンプティダンプティ状態になってしまうので。
ブーツ耐水性能試験
台風12号で荒れた秋雨前線の中、先日買ったGWのブーツの耐水性能試験にいってきました。(単に京都に用事があって往復したら大雨だったというだけですが)
雨量10~20mmの強雨の下、約2時間(町中の渋滞半分、高速半分)の使用で靴本体からの浸水はなし。ただし心配したように、ベロの切れ目のところから少し濡れます。
レインパンツで覆っている部分なので、直接浸水するというより、布地からじわじわとしみてきている、という感じです。
前のショートベクターだとこういう濡れ方はしなかったので、このベロの部分は改善してほしいところです。
あとは靴本体部分の防水がいつまで保てるか、ですね。
[追記] ブーツを脱いで濡れた部分を撮影
冬準備:冬ジャケット
ようやく秋のお彼岸が来たというのに、もう冬ごもり準備で冬ジャケットを買ってしまいました。今のGoldwin EUROは長く使ってきましたが、ゴアテックスフィルムは剥がれるし、襟元や袖口のマジックテープは擦り切れて外れるしで、さすがにこの数年は買い換えようと思っていた次第。それなのにGoldwinさんは、ジャケットをどんどん値上げしていて、今年のEuro ロングジャケットは16万円、クラシックジャケットでも8万円超ですって。もう庶民には手がでませんわ。
で、NAPSの売り出しで見つけたPOWERAGEのN-3Bライダーズジャケットを購入。選択ポイントは次の通り。(我ながら注文が多いな)
- フードは無いか、取り外せること。(たぶんフードを使う事は無い)
- 簡易でも良いから防水(できれば透湿)
- 袖口はジャギーではない事。(雨でぬれると嫌なので)
- 出来ればフロントはダブルファスナー (冬ジャケは丈が長いので、ファスナーの下を少し上げときたいことが多い)
- 襟元、袖口はマジックテープではなくボタンホック。(真冬の高速走行中に袖口マジックテープが外れて、袖からの冷風地獄になるのはもう御免) (だいたい、着脱のときに襟や袖のマジックテープがアチコチに張り付いて邪魔)
- インナーは出来れば着脱可能。
まあ、今の3シーズンジャケットもPOWERAGEなので、襟元袖口の仕組みにはなじみがあるし、無難な選択とも言えます。気になるのはフロントファスナーの上を更にボタン止めする事で、ちょっと面倒かも。
これの出番までまだ2か月くらいありますが、冬が楽しみです。
追伸:真冬の寒さは胸部を直撃するので、胸部用プロテクタを買うとよいかもしれない。
バイクブーツ(その2) 追記あり
8月にTAICHIのショートブーツを買ったのですが、どうも冬場に使うにはちょっと短いような気がするのと、夕立の中を30分程走った際にジンワリと靴の中が濡れてきたので*1、結局、GWのブーツを買ってしまいました。最初見たときはちょっとゴツ過ぎると思ってパスしていたんですけど、防水性能を期待して衝動買いです。(買ったのは9月6日の事)
とりあえずツーリングにはGWのブーツを、通勤や街乗りにはTAICHIのショートブーツと使い分けてみるつもり。
ところでサイドファスナーの部分はきちんと裏打ちがあるのに、靴紐で縛っているベロの部分は裏打ちがありません。前面は足首付近までベロが分離していて、ここから雨が入ってくるんじゃないかと心配です。いずれ、雨中耐水性能試験をしなければ。
*1:追記:後から考えるとレインパンツをはいてなかったので、足首の隙間から雨が入ったせいだと思う。
バイクブーツの事
バイクブーツは長年GOLDWINのショートベクターを愛用していたのですが、最近廃番になってしましました。派手々々なバイクウェアの中にあって、シックなデザインながら防寒防水で通勤にも重宝していたのですが、いつかは分かれば来るものです。
そこでバイクショップで近いものを探して、後継にRS-TAICHIのRSS011(ブラック)を購入*1。機能的にはDrymasterで透湿防水という点は同じですが、ハイカットのベロ部分は側面とつながってないので、そこから浸水しないかが心配です。(まあそれほどの雨ならば、レインパンツをはいて隠れるからいいのかも)
あとはBOA systemという「靴ひもシステム」ですが、ファスナーより使い勝手がよいかどうか。以前にGWショートベクターのファスナが開かなくなって、ファスナを壊して脱いだ経験がある身としては、このBOA systemも解除できなくてワイヤーを切ることになるんじゃなかろうかと、少し不安です。
GW ショートベクタはまだ使えるので通勤の普段使いにして、TAICHIは休日ツーリングで使い勝手を試すことにします。
新旧ブーツの比較。手前がTAICHIのRSS011、奥がGWのショートベクタ。ハイカットの高さが5㎝くらい違います。
梅雨の晴れ間を突いて
今年の梅雨は、終わらないんじゃないかと思うほど長く降り続きますね。しかも週末を狙ったように7日周期で雨雲がやってくるので、今年はどこにも出かけられません。
その梅雨もそろそろ終わりそうで、ようやく今週末は晴間も出たので、ちょっと遠乗りして鳥取、倉吉方面へ。津山から鳥取へは因美線に沿って、県道6号で物見峠を越えます。
物見峠を因幡側に越えた所で那岐駅へ降りる県道295が分かれているのですが、以前に来たときは分岐が分からず、今回再挑戦しようとしたのですが。
下の写真の真ん中を谷下に下る道が県道295、写真だとそうでもないですが上から見ると30度くらいの急勾配で、杉落葉と泥が雨でぬかるんでて、ちょっとトランザルプだと無理、やむなく穏当な県道6号で智頭に抜けることにしました。
まあ、穏当な一桁県道でもこんな感じですけど。
その後、鳥取から西行して白兎海岸の道の駅で一休憩。隣に駐輪していた愛知からのハーレーの人も、長梅雨でツーリングに出られないのに我慢できず、週末に晴れそうな山陰めがけて走って来たそうです。「愛知を出るときも、戻るときも雨に濡れること確定ですが、それでも悔いなし」というその気持ちは、すごく良くわかる。
わたしも家人が起きる前に「バイクで出てくる」という書置きを残して、飛び出してきたクチですから。