tkmovの日記

日頃の技術的覚え書き XL700V、NC750Xなど

ハンドルウォーマー交換

今使っているハンドルカバー(製品名はハンドウォーマー)がカビカビになってしまったので交換。トランザルプの大きなナックルガードでも使えるのはRough&Roadでしか売ってないので今度も同型(今回買ったのはRR5927)を買ったのですが、数年たったら少し仕様が変わってます。

写真の左が新品、右側が数年前のものですが、新品はフォルムが少し直線的になっています。でも一番大きな違いは、スイッチ確認の透明窓が無くなった事。グリップヒーターのインジケータを確認するのに重宝していたのに少々ショックです。

あとは、右ミラーの位置が少し外側にあるので、右のハンドウォーマーは結構形がゆがんでしまって、上についているポケットがあまり開かなくて使えないことですな。

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電熱ウェア購入

地元が割と温暖なせいで、ロングツーリングにでると思わぬ寒さに合うことが多く、以前から欲しいと思っていた電熱ウェアを衝動買いしてしまったので、メモ代わりのインプレッションです。

購入したのはHeatMaster*1インナージャケット(3.5A) と インナーパンツ。選択理由は腕と襟にもヒーターがある事(あと老舗だというとこかな)。HeatMasterのラインナップの中でジャケットは7A仕様と3.5A仕様があるのですが、7Aジャケットだとパンツ(3A)と足して10A=120Wで、ヘッドライト2灯分の消費電力はちょっと不安だったのでパス。ヘッドライトをLED化したので、3.5A+7Aならまだ許容範囲内だと思います。

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使用感その1、昼間の街乗り。今年は暖冬で気温は10~14℃、この気温なら普段でも冬ジャケット+Gパンで過ごせるので、3シーズンジャケット+インナージャケットで試してみました。このインナージャケットがそこそこ防寒性があるので、12~13℃ならヒータを入れなくても「ちょっと寒いかな」という程度。高速に乗ったら、ヒータをLOWで入れる程度。

使用感その2、夜間の高速。気温0~5℃でしたが、3シーズンジャケット+インナージャケット、Gパン+インナーパンツで挑戦してみました。パンツはLOWで十分ですが、ジャケットはHIGHで何とか耐えられる程度。腕ヒータは外側についているので、腕の内側は隙間風が入っているような感じで、ちょっと厳しい。やはりこの組み合わせは数時間の非常用という事でしょう。

使用感その3、夜間の高速。気温0~5℃。冬用ジャケット+インナージャケット、Gパン+インナーパンツという組合せで1~2時間走った限りは、ジャケットがMID、パンツはLOWでちょうどいい感じです。HIGHにするとちょっと暑すぎですが、ロングツーリングの場合は時々HIGHが必要でしょう。とりあえずこの組み合わせであれば、一晩でも耐えられるかな。

使用感その4、温感。腕と襟部分は普段、保温が難しい所なので、ここのヒータはありがたい。逆に胸部のヒータは走っている状態ではあまり感じられず、手で押さえると熱を感じるのはジャケットがたるんでいて密着していないせいかも。カウルがないバイクなら風圧で押さえられてかえって暖かいのか? パンツの方は、太ももから膝までのヒータ範囲で十分効果あり。反比例してヒータの無い脛から下を冷たく感じますが、それほど影響は無さそう。(今までも足先が冷たいという感じは無かったですし)

使用感その5。走っている間はヒータで暑いぐらいですが、停車すると急に寒く感じてしまう。実際はヒータの余熱で暖かいはずなのですが、人間、易い方向にはすぐに慣れてしまうのものです。

 

いずれにせよ、今までは逃げる熱をいかに防ぐかという防戦一方だったので、部分的にでも加温されるのは頼もしい。晩秋・早春の低温時に非常用に持っていれば心強いのですが、レインウェア程度にはかさばるので、収納方法を工夫しなければ。それと電熱ウェア無しでは過ごせなくなるのが怖いですね。

 

*1:この冬から、Heatechのブランド名が変わってます。やはり別の有名なブランド名とまぎらわしいので変えたんでしょうか

ミラー(左)交換

なんか、このところバイクの交換記事ばかり。

年末に立ちごけした際に左ミラーが割れてしまったので、NAPSでDRC161オフロードミラー(型番失念、左用順ネジ10mm、平面ミラー)を購入して交換。記録としてログアップします。

TRANSALP純正のミラーは径120mmと大きいのですが、サードパーティのは普通、径110mmしかないので慣れるしかないですね。曲面ミラーは距離感をつかめないような感じがしてあまり好みでありません。DRCのは折り畳み可能で角度が変えられるので、調整代があってよい感じ。

下の写真は左が純正品、右がDRC。DRCのままでは少し位置が低くなるので、10mm→10mmの変換アダプタをつけて高さをそろえてあります。

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スプロケ交換(一緒にチェーンも)

TRANSALP(XL700V)のスプロケ・リアの純正品はなぜか国内で販売されてないので(フロントは純正品が買えるのに)、前回の交換の際はXAMのアルミ製をつけてました。で、アルミ製のせいか最近、摩耗が気になってきたので交換。

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初代の純正(スチール)が84000km、このXAMのアルミ製が128000-84000=4400kmだから、やはりアルミ製だと寿命が半分くらい。それともアルミとしては、そこそこ持ち堪えたと言うべきか。次のはAFAMのスチール製にしました(というか、バイク屋さんが探してくれました)。丁数が47→48丁に変わりますが、まあ違いは判りません。

セットでチェーンとフロント・スプロケも交換。フロントは歯の部分が大丈夫でしたが、ドライブシャフトとの嵌合部が少し摩滅してたので、やはり交換時期だと思います。

左が使用後、右が新品。左のは軸受けの溝が少し山形に摩滅している。
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スプロケ側が磨滅しているという事はドライブシャフト側も心配ですが、こっちは替えるわけにゆかないので、せいぜいモリコートをたっぷり塗り込んでやります。(つい4か月前にはスプロケ押えのプレート交換でモリコート塗り込んでたのに、今回開けると油分が抜けて赤錆だらけでしたよ。とはいえ、ここに油分があるという事は、クランクケースのパッキンがやられているという事なんですけどね。)

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ナビと距離計の比較(続報)

リアタイヤを交換したので、高速道路のキロポストとメーター、GPSナビの距離計を比較してみました。(ちなみに交換後のタイヤはBS TRAILMAX 130/90-17)

計測箇所 福山SA-小谷SA(往復) キロポスト距離 98.7km

交換前 メーター  104km (キロポストの105.4%)
    ナビ    99.7km (キロポストの101%、メータ読みの95.9%)

交換後 メーター  101km (キロポストの102.3%)
    ナビ    98.9km (キロポストの100.2%、メータ読みの97.9%)

 

こうしてみると、メーター読みは実距離に対して、新品だと2%増し、交換時まで減ってくると5~6%増しというところです。で、GPSナビの距離はメーター読みの約2~4%減で、今までの経験が裏打ちされた感じです。

バイク屋さんに言わせれば、5%誤差であれば十分OK、という事らしいけど。

ナビとの距離計の比較

普段からナビ(GarminのZumo396)を付けて走っているのですが、メーター読みに比べて速度は約5%、距離も3~4%くらい低めに表示されます。そこで試しに高速道路のキロポスト表示をベースに距離計を比較してみました。

ケース1:

  キロポスト表示 87.3km

  メーター読み  93km  (キロポストの107%)

  ナビのトラック 90.1km (キロポストの103%、メーター読みの97%)

 

ケース2:

  キロポスト表示 132.5km

  メーター読み  138.8km (キロポストの105%)

  ナビのトラック 135km (キロポストの102%、メーター読みの97%)

 

キロポストが正しいとすると、メーター読みは5~7%増し、ナビは2~3%増し。メーター読みが実際よりも高めに表示されるというのは、あまり速度を出させないというユーザーフレンドリーな設計なのか、それともスリップサイン直前までリアタイヤが減っているので高めに出ているのか。(トランザルプはリアに速度計のピックアップがあるので) これはタイヤ交換後にもう一度計測しなければ。

ナビの方もトンネル部分は直線近似していることを考えると、キロポストより長めに出るのは予想外でした。測位誤差によって軌跡が左右にふらつくのが累積されると、長めになるのか?。

で、最初の疑問に対しては、ナビはメーター読みの3%低めに表示されるというもので、経験が裏打ちされましたが、今回は高速のみで計測したので、次は山中で受信状態が悪いケースで確認が必要ですな。

 

ヘルメット交換

今使っているヘルメット(SHOEI NEOTEC)が5年以上たって、さすがに古くなったので買い換えました。システム・ヘルメットは手元が見えて便利なので今回も後継機のNEOTEC Ⅱにしたのですが、サンバイザーとか専用インターコムが内蔵出来るとか色々機能があるといっても結構なお値段です。ヘルメットメーカーが言うような3年ごとの交換はなかなかできませんなあ。

さて、NEOTECⅡは専用インターコム(SENA SRL)に合わせて内装に配線溝が切ってあります。今使っているSENA 20Sとは合わないのですが、マイク用溝にアルミ線(φ3)を通してブームマイクの代わりにして便利に使えます。(下の写真は左側チークライナーの内側を見たところ。スピーカは収納スペースから少しずらしてます)

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イヤーパッドにはスピーカスペースを埋めるようにスポンジがついていたので、カッターで削ぎ落しましたが、それでもスピーカ(厚さ8mm)のせいでイヤーパッドがうまく止められません。専用インターコム(SENA SRL)はもっとスピーカが薄いのかな。

NEOTECⅡは側面に専用インターコム収納スペースがあり、SENA 20Sのクランプユニットを取り付けられないので、インターコムベースカバー(側面についている三角の黒いプラスチック)にマウントアダプタをネジ止め取り付けてます。もう少し前に配置したいけど、インターコムベースカバーを外すときに使うストッパーが隠れてしまうので、この位置にしかつけられませんでした。写真でもわかるように、マウントアダプタを使うと結構下にはみ出します。

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 NEOTECⅡの後頭部には専用インターコムの電池スペースがあるのですが、ここが何かに使えないか思案中。SENA 20Sのバッテリ切れの時に、充電用モバイルバッテリを入れられれば便利なんですけど、幅50mmで単4電池2個ぐらいのスペースしかないから、ちょっと難しいかなあ。

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